私たちの想い
OUR MIND


結婚、妊活、妊娠、出産、育児は、
幸せを感じることも多い一方で、実はストレスの連続。
結婚を機に生じる仕事との両立の難しさ。
妊活中の辛さを誰にも言えない孤独。
妊娠中、体調が悪いのを我慢して
今まで通り仕事をこなす大変さ。
育児中のすれ違いで冷え込むパートナーとの関係。
このような経験をしていても、
誰にも相談できなかったり、相談しても解決に至らなかったりして、
心も体も疲れてしまう人を、私たちはたくさん見てきました。
辛い気持ちを抱え込み続けてしまった結果、
うつや不安などメンタルヘルス不調に至ってしまうケースも少なくありません。
最悪の場合、自殺や子ども虐待につながってしまうこともあります。
これらの問題を、「どうして、そんなことを」「無責任な親だ」と片付けてはいけない。
なぜそこまで至ってしまったのか、どうしたらそこに至らずに済んだのか、
周囲の人や社会は何かできなかったのか、本気で考え、向き合う必要があります。
問題が大きくなる前に、早い段階で専門家に相談できていたら、
笑顔で生活できていたはずの人たちに、何もできなかった無力感を、
私たちは忘れることができません。
だから私たちは、問題が「日常の些細なストレス」のうちに解決できるよう、
結婚、妊活、妊娠、出産、育児の困りごとを感じるすべての人に寄り添い支えるため、
BANSO-COを創業しました。
その後、重大な結果につながるストレスは職場にも多いことから、
職場においての困りごとを感じる人の支えにもなれるようにサービスを充実させてきました。
BANSO-COの由来は「伴走(BANSO)する仲間たち(COMPANY)」です。
また、いつもカバンや救急箱に入れておく「ばんそうこう」のように、
備えとして持っておき、もしも心に小さなケガをしたら
すぐに使って傷を癒してほしい。
そんな想いも込めています。
はじめまして、株式会社BANSO-COです。
BANSO-COの専門家集団「ばんそうメイト」は
結婚~育児にまつわるストレスケアの専門家です。
お話をじっくり聴き、ストレスの原因を分析・整理して、解決策を提案し、
場合によっては適切な外部のサポートまで繋げます。
あなたの悩みが解決するまで伴走する専門家集団を、気軽にいつでも頼ってください。
自分の可能性を広げる一歩を踏み出す。
大切な人とともに歩み始める。
新しい「いのち」を育む。
私たちは、そんな素晴らしい人生の喜びの瞬間を、
あなたのそばでずっと支えたいのです。

どうか、あなたのそばに、いつでも頼れる専門家を。
メンバー紹介
Member

誰もが気軽に心のケアを受けられる社会に

「もっと早く受診してくれたら…」
そう思いながら精神科・心療内科のカウンセリングルームに座っていました。もっと早く、予防的に多くの人を支援できる方法はないかずっと探していました。そして、人の命が生まれる瞬間から、いつでも支援できる体制が整っているべきだと考えるようになりました。
誰しも「ちょっと困った」を抱えて、ストレスを感じているのに、カウンセリングルームで待っているだけではいけない。
日常生活に生かせる大切な知恵をたくさん持っている心理士をみんなに知ってほしい。
そんな想いから、心理士に相談することへのハードルが高い日本で、「ちょっと困った」にいつでも寄り添い、伴走してくれるシステムを作りたいと想いました。
人生に、困難はつきもの。
それでも、人の助けを借りながら乗り越えて、それぞれの形で、幸せで充実した人生を送ることのできる社会を作りたいと思っています。
土井 理美(Doi Satomi)
東京医科歯科大学国際健康推進医学分野 研究員
公認心理師・臨床心理士

未来の子どもたちのために
大切な友人の経験から、幼少期からの親子関係がメンタルヘルスに与える影響の深刻さを目の当たりにし「子どもが生まれる前から虐待を予防したい」という想いを強く抱くようになりました。
これまで、思いがけない妊娠の予防啓発活動を動画を用いて行ったり自治体と協同して子育て支援ウェブサイトや保健師のための妊産婦支援アプリを開発したりして虐待予防の研究とその社会実装に携わって来ました。
しかし、親のメンタルヘルス向上が虐待予防にとって肝となること、そして今の日本では親のメンタルヘルス支援が十分に行き届いていないことが、さまざまなデータから見えています。
メンタルヘルスの問題を早期に解決し、より効果的に虐待を予防するために妊婦や親が誰でも気軽に専門家によるメンタルヘルス支援を受けられるシステムを作りたい。
そして、親も子どもも虐待で苦しむことのない未来を実現したい。
そんな想いでBANSO-COに参加しています。

伊角 彩(Aya Isumi)
東京医科歯科大学国際健康推進医学分野 研究員
米国Certified Family Life Educator

私のような思いを、もう誰にもさせない
大手法律事務所に勤務していた2020年春。従来の気質や多忙な仕事上のストレスに加え、コロナ禍での生活が大きく変化したことで、本格的なメンタル不調を経験しました。
思うように生活できない苦しさを誰かに話したかったけれど、「心配させたくない」「負担になりたくない」と家族や友人には本音を言えず、精神科やカウンセリングも頼れず、一人で抱え込み非常につらい思いをしました。
回復後、この辛さを他の誰にも経験させたくないと、「誰もが、いつでも、どこでも、気軽に」悩みを話せて楽になれる社会を実現することを決意。
さまざまな活動をする中で、伊角・土井の情熱に共感と感銘をおぼえ、
その一助になりたいと参画しました。

鶴田桂子(Keiko Tsuruta) / 弁護士
運営会社
COMPANY