子育て、パートナー間で意見が 食い違う… どうする?
- 海野 カモメ(公認心理師、臨床心理士)

- 5 日前
- 読了時間: 5分
〜パートナーと子育ての考え方が全然違う!そう感じたこと、ありませんか?〜

執筆者:海野 かもめ (BANSO-CO ばんそうメイト)

保有資格:公認心理師、臨床心理士
たとえば――
進学の話、スマホを持たせるタイミング、習い事の選び方… 子どもに関わることって、本当に意見が分かれますよね。 でも大丈夫! 大事なのは、「子どもの幸せ」を一番に考えること。そして、お互いの価値観を認め合って、歩み寄ることなんです。
「なんでそうなるの?」意見がぶつかる、あるある場面
パートナー間で教育方針が食い違うのは、決して珍しいことではありません。
例えば、こんな場面で「うちはこうなのに!」と感じるかもしれませんね。
進学・進路:
「やっぱり有名大学に行ってほしい!」 vs 「本人がやりたいことを見つけるのが一番だよ」
「地元から通える学校がいい」 vs 「視野を広げるために一人暮らしもアリだね」(経済的な事情も絡んでくるから、ここは特に悩ましいですよね…)
ゲーム・スマホ:
「友達と遊ぶには、もうスマホ必須だよ!」 vs 「依存が心配…使いこなせるまでは待たせたいな」
「ゲームは気分転換になる」 vs 「勉強の邪魔になるからダメ!」
(周りの子が持っていると、親も焦っちゃいますよね!)
習い事・塾・部活:
「せっかく始めたんだから、最後までやり遂げてほしい!」 vs 「合わないなら辞めてもいいよ、無理しないで」
「塾に行かせれば安心」 vs 「塾より自主学習で伸びてほしい」
(子どもが「辞めたい」って言った時、どうするか本当に悩みますよね)
「学校行きたくない…」と言われたら:
「学校は行くのが当たり前だから、何が何でも行かせないと!」 vs 「元気を取り戻すまで、休ませてあげよう」
(親としては、子どもの辛そうな顔を見ると胸が痛みますよね)
子どもの「性自認」:
親として子どものありのままを受け入れたいと思っても、戸惑いや不安を感じるかもしれません。「自分の子どもだからこそ…」と複雑な思いを抱えることも。
(これも、パートナー間でじっくり話し合うことが必要になる大切なテーマです)
「なんで?」の裏にある、パートナーの気持ちを想像してみよう
なぜ、パートナーは自分と違う意見を持っているのでしょうか?
それは、育ってきた環境や、子どもの頃の経験、そして「子どもをこう育てたい」という、あなたと同じくらい強い愛情と願いがあるからなんです。
例えば、スマホの話。
早く持たせたい親は、「友達との関係を大切にしてほしい」という気持ちがあるかもしれません。一方、慎重な親は、「トラブルに巻き込まれてほしくない」「目の健康への影響が心配」という具体的な懸念があるのかもしれません。
どちらも、子どもへの深い愛情からくるもの。決して、どちらかが「間違っている」わけじゃないんです。
すり合わせは「修行」だけど、コツがある!
「話し合おう!」と言っても、これが本当に難しいですよね。
感情的になったり、お互い自分の意見ばかり主張してしまったり…。
まるで修行のようですが、少しでもスムーズに進めるためのコツがあります。
まずは「聞く」に徹する
「あなたの考えは間違ってる!」と決めつけず、まずはパートナーがなぜそう考えるのか、その背景にある思いや心配事をじっくり聞いてみましょう。
「なるほど、そう考えているんだね」と、一旦受け止める姿勢が大切です。
自分の思いも「丁寧に」伝える
「私はこうしたい」ではなく、「私は、〇〇が心配だから、こう考えているんだ」と、自分の気持ちや理由を添えて話しましょう。
「〜べき」という言葉は避けて、「〜だと嬉しいな」「〜だと安心できる」といった表現を使うと、相手も聞き入れやすくなります。
話し合う「タイミング」を選ぶ
疲れていたり、時間に追われている時では、冷静な話し合いは難しいです。
お互いが落ち着いていて、心にゆとりのある時間を選びましょう。
「今、ちょっと話せる?」と一声かけるのもいいですね。
「完璧な答え」より「一時的な着地点」を見つける
最初から全てを分かり合うのは難しいかもしれません。
「今回はこうしてみようか」「とりあえず、来月までこれで試してみよう」など、一時的な合意点を見つけるだけでもOK! 柔軟な姿勢が大事です。
「子どもがスマホを欲しがってるけど、まだ早いかな?
じゃあ、まずは家族でスマホのルールを調べてみない?」といった具体的な
ステップを踏むのもアリです。
「私たちはチーム!」子どものために協力し合おう
パートナー間で意見が食い違うと、子どもは「ママの言うこととパパの言うことが違う…どっちに従えばいいの?」と混乱してしまいます。
だからこそ、お互いの意見をすり合わせ、「パートナー間で一つのチーム」として、子育てに協力し合う姿勢を見せることが大切です。話し合いが難航しても思い出してください。
「どちらの親も、お子さんの幸せを心から願っている」
この共通の思いがある限り、必ず道は開けます。
「自分の意見を通したい」という気持ちから、「子どものためにどうするのが一番か」という視点に立ち返ってみましょう。
試行錯誤の毎日ですが、お子さんの笑顔のために、ぜひパートナーシップを育んでいってくださいね。応援しています!
もし「頭の中ではわかっていても、パートナーとの擦り合わせがうまくできない。。」
と感じる方は一緒に考えてみませんか。
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