性生活の問題
- 海野 カモメ(公認心理師、臨床心理士)

- 8月12日
- 読了時間: 4分
〜パートナーとの性生活、「すれ違い」から二人にとって「居心地よい」に変えよう〜

執筆者:海野 かもめ (BANSO-CO ばんそうメイト)
保有資格:公認心理師、臨床心理士

パートナーとの生活。好き同士の二人で一緒にいるはずなのに、夜のコミュニケーションが難しい……。そんな風に感じていませんか?
今回は、自分も相手も大切にしながら、二人の「居心地よいカタチ」を見つけるためのヒントをお届けします。
自分の「本当の気持ち」を後回しにしない
性生活は、最も難易度の高いコミュニケーションの一つかもしれません。
「断ったら悪いかな」「普通は応じるものだよね」「本当はもっと触れ合いたいけど...」と、自分の気持ちに蓋をしていませんか?
もし、心や身体の素直な感覚と現実の生活にギャップがあるのに、パートナーとの関係を悪くしたくないからと無理を重ねていると、そのあなたの切実な思いとは裏腹に、パートナーとの距離が開いてしまうかもしれません。
一番大切にすべきは、あなたの「心地よさ」です。
まずは「本当はどうしたい?」と、自分自身に優しく問いかけてみてください。
自分の本当の気持ちが分からないときも多いですよね。その時は、ぜひBANSO-COのセッションでお話してみましょう。BANSO-COのばんそうメイトたちは全員臨床心理士・公認心理師の資格を持つ専門家ですので、こういうご相談はいつでも受け付けています。もし「ちょっと恥ずかしいな...」と思ったら、気のおけないご友人やAIツールに話しかけてみて気持ちの整理をしてもいいですね。
パートナーに上手に伝えよう
自分の本当の気持ちを確認し、現実の生活で変えたいことが明確になったら、パートナーに伝えてみましょう。
その際、上手な伝え方ができないと、パートナーの感情を傷つけてしまったり、誤解を生んだりして、思わぬ結果につながってしまうこともあります。そのようなことがないように上手に伝える方法をいくつかご紹介します。
「アイ(I)メッセージ」で伝えてみる
伝えるときは「相手を責める」のではなく「私の気持ち」を主語にするのがコツです。
例えば...
疲れているとき
× 「疲れてるんだから、察してよ!」
○ 「今は余裕がなくてそんな気分になれなくて……。でも、あなたのことは大事にしたい。どうしたらいいか一緒に考えたいな」
気が進まないとき
× 「あんまり好きじゃない。あなたっていつも自分勝手よね。」
○ 「あなたとの時間は大切にしたいけど、行為そのものに苦手意識があって悩んでいるの。一度ゆっくり話せないかな?」
一人で言葉にするのが難しいときは、私たち「ばんそうメイト」を頼ってください ね。一緒に「伝わる言葉」を整理しましょう。
お互いの「現在地」を知る
不妊治療のプレッシャー、産後の寝不足、更年期の体調変化……。
二人のせいではなく、「状況」がすれ違いを生んでいることも多いのです。
「言わなくても分かってくれるはず」を一度お休みして、
「今の私の状態はこんな感じです」と説明書を手渡すような気持ちで伝えてみませんか。
パートナーは、人生を歩む「チーム」です。
自分の気持ちを大事にしつつ、お互いの状況に寄り添うことで、解決に近づきます。
「普通」に惑わされず、二人だけのカタチを
そもそも、性生活を重視しない価値観(アセクシャルなど)も存在します。重視したい度合いも人によってさまざまです。
「普通はこうあるべき」という正解は、どこにもありません。また、パートナーのどちらか、または両方の状況が変わることで、あるタイミングではお互いに居心地が良かったものが、別のタイミングでは居心地が悪いものになってしまうこともよくあります。
大切なのは、世間の常識らしきものや、過去の二人の「普通」に合わせるのではなく、「今の二人にとって一番居心地よいカタチ」を探し続けるプロセスそのもの。
そのプロセスに真摯に向き合い続ける努力をすることが、いつまでも最高のパートナーとして支え合う二人を作っていくのかもしれませんね。
困ったときは、いつでも心理士がサポートします。あなたのペースで、お話ししてみませんか?
もし「頭の中ではわかっていても、パートナーとの擦り合わせがうまくできない。。」と感じる方は一緒に考えてみませんか。
BANSO-COの専門スタッフにご相談ください。
わかりやすく、より効果的にサポートをさせていただきます。




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